“或る列車”をはじめ九州で活躍する列車を模型やデザイン画などで紹介する「鉄たび展」

原信太郎製作「或る列車」イメージ

2017年8月17日(木)から8月28日(月)まで、阪急うめだ本店 9Fの阪急うめだギャラリーにて、「鉄たび展〜模型の神様・原信太郎とデザイナー・水戸岡鋭治の鉄道ロマン〜」が開催される。8月15日(火)まで開催されていた「鉄道模型フェスティバル2017」に続く「鉄道ウィークス」の第2弾となる企画。「或る列車」をはじめ、各国の豪華客車の大型模型を走行させて、鉄道旅行の歴史と魅力を紹介する。入場料は一般800円 / 学生600円 / 未就学児無料。
本展でも取り上げられているJRKYUSHU SWEET TRAIN「或る列車」とは、明治39年に九州鉄道がアメリカに発注し、一度も営業運転されなかった伝説的な悲劇の豪華客車。原信太郎氏が模型で再現し、2015年にJR九州が水戸岡鋭治氏のデザインでリアル車両として蘇らせたものだ。今回のイベントでは、この「或る列車」のほか、観光列車王国の九州で活躍する列車の数々を紹介し、熊本地震で被害を受けた九州の復興を支援する。
会場では、水戸岡鋭治氏がデザインした「あそぼーい!」や「SL人吉」など、九州を代表する観光列車のデザイン画や実際の椅子なども紹介。原信太郎氏が製作および収集した鉄道コレクションを展示する横浜の原鉄道模型博物館の特別協力で、大型模型(一番ゲージ 縮尺約1/32)が走行し、0番ゲージ(縮尺1/40)の列車が展示されることにも注目だ。さらに、本イベントでは、L判サイズで撮影された“鉄たび”(鉄道での旅)の写真を来場者から募集。持ち寄られた写真は、会場横に特別展示される(1人につき1枚限り)。

JRKYUSHU SWEET TRAIN 「或る列車」

寝台特急「あさかぜ」

英独の古典客車の大型模型も会場で走る。画像は木造古典客車(英国)

■期間:
2017年8月17日(木)~8月28日(月)

■開催場所:
阪急うめだギャラリー
大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 9F

■問い合わせ先:
阪急うめだ本店
tel. 06-6361-1381(代表)
url. http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/
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