昆虫を中心として自然を撮り続けている海野和男氏の写真展「虫の目になってみた」

海野和男 写真展「虫の目になってみた」

2017年8月18日(金)から9月17日(日)まで、株式会社ケンコー・トキナー本社のKT中野ビル 2Fにあるサービスショップ内のミニギャラリーで、海野和男氏の写真展「虫の目になってみた」が開催されている。同社がミニギャラリーで随時開催している写真展の第15弾企画。白バックで縦位置を基本としたB0プリント4点のほか、海野氏のライフワークである昆虫の擬態やカマキリの写真などA0プリント6点が展示されている。入場無料で、時間は11:00〜19:00。
1947年東京生まれの海野和男氏は、昆虫を中心として自然を撮り続け、写真だけでなくビデオも撮影している。1971年に東京農工大学を卒業後、写真家の道を進み、「ワイルドライフ」や「ダーウインが来た」などTVの自然番組にも出演した。子ども向けの著作を中心に、これまでに出版した写真集 / 著書は200冊近くにものぼる。
昆虫のように小さなものを写真で大きく写すと被写界深度が浅くなりすぎるが、海野氏は何枚も写真を撮ってピントの合った部分を合成する手法を活用。この方法による昆虫のポートレートを「昆虫の肖像」と称して撮影している。なお、9月3日(日)までは、長野県小諸市の小諸高原美術館でも「海野和男 昆虫写真名作展」が開催中。そちらでは、銀塩フィルム時代の昆虫写真と、最新の深度合成をメインとしたデジタル写真が約70点展示されている。
■期間:
2017年8月18日(金)~9月17日(日)

■開催場所:
ケンコー・トキナー本社 サービスショップ内ミニギャラリー
東京都中野区中野5-68-10 KT中野ビル 2F

■問い合わせ先:
株式会社ケンコー・トキナー
url. http://www.kenko-tokina.co.jp/
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