モリサワ、2017年の新書体としてヒラギノフォント6種の提供を発表

モリサワ「2017年新書体特設ページ」では、7月発表のフォントとあわせて新書体を紹介中
http://www.morisawa.co.jp/topic/upg2017/

株式会社モリサワは、2017年新書体として、株式会社SCREENグラフィックソリューションズによる「ヒラギノ角ゴ ProN」4ウエイトと「ヒラギノ角ゴ 繁体中文」2ウエイトを提供することを発表した。対象製品は「MORISAWA PASSPORT」製品で、提供時期は2017年秋。これらの新書体は、株式会社SCREENグラフィックソリューションズの製品ラインナップにも追加が予定されている(詳細は後日発表)。
今回、追加が発表されたフォントのうち「ヒラギノ角ゴ ProN」は「ヒラギノ明朝」との組み合わせを意識してデザインされている角ゴシック体だ。2017年の新書体提供では、文字セットをAdobe-Japan 1-5に拡張して提供。W1 / W2 / W4 / W5の4ウエイトがある。
「ヒラギノ角ゴ 繁体中文」は、和文書体の「ヒラギノ角ゴ」のデザインを踏襲したゴシック体の繁体中文。台湾、香港、マカオで使用される繁体字を現代的なデザインの書体として仕上げている。「ヒラギノ角ゴ」と「ヒラギノ角ゴ 簡体中文」をあわせて使用することで、日本語 / 簡体中文 / 繁体中文を併記する際にも、統一感のあるデザインを実現することが可能。これまで組込み向けに販売されていた書体が初めてフォント製品として提供されることとなり、W3とW6の2ウエイトが用意されている。
株式会社モリサワ
URL:http://www.morisawa.co.jp/
2017/08/25
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