ヤマハからボーカロイドキーボード「VKB-100」発売。歌声ライブラリにはあの「初音ミク」も

ヤマハ株式会社は、8月31日、キーボードで“歌を演奏する”という新しいスタイルのデジタル楽器、ボーカロイドキーボード「VKB-100」を発売すると発表した。価格はオープン。発売開始は12月からとなる。
同商品は、ボーカロイドに歌詞を歌わせることが出来るショルダ型ーキーボードだ。自社開発の歌声合成ソフトウェア「VOCALOID™」により、歌詞とメロディーを入力するだけで、コンピューター上で人工の歌声を作り出し、キーボード演奏に合わせて歌いだす。

オリジナル曲の演奏には、スマートフォン・タブレット用のアプリケーションによる歌詞入力が必要だが、あらかじめ5種類のボーカロイド曲の歌詞がプリセットされているので、手に入れたらすぐに歌声演奏を試してみることが出来る。

“歌声”は、初期状態ではシンガー「VY1」という歌声ライブラリが搭載されており、さらに専用アプリケーション(スマートフォン・タブレット対応)から、「初音ミク」を始めとするボーカロイドシンガーを追加することが出来る。現在用意されているボーカロイドは「初音ミク」「Megpoid」「IA」「結月ゆかり」の4人。最初の1人については無償だ。
楽器との一体感が得られるよう、ミニ鍵盤タイプのショルダーキーボードデザインを採用し、左手で声色に表情を付ける操作子をコントロール、右手でメロディーを奏でる作りなので、メロディーや歌い方を自由に変化させることができ、演奏の楽しさをしっかりと楽しめる。

同商品は、9月1日(金)~3日(日)に幕張メッセで開催される「マジカルミライ」でも展示予定。ヤマハ株式会社の展示ブース内で演奏を体験することが出来る。

「マジカルミライ」
URL:http://magicalmirai.com/2017/
ヤマハ株式会社
URL:https://www.yamaha.com/ja/news_release/2017/17083101/
2017/08/31
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