ロジクール、7年振りとなるトラックボールマウスの新製品「MX ERGO」を発売
株式会社ロジクールは、2017年9月22日（金）に「ロジクール ワイヤレストラックボール MX ERGO（MXTB1s）」を発売する。「M570」以来、同社では7年振りとなるトラックボールマウスの新製品。WindowsとMacに両対応しており、接続方式はUSBレシーバーを用いるUnifying接続とBluetooth接続を使い分けられる。価格はオープンで、ロジクールオンラインストアでの販売価格は1万2880円（税抜）。
本製品は、人間の手が最もリラックスできる“より自然に近い手のポジション”を研究して設計された製品だ。傾斜角を0〜20°の間で調節でき、通常のマウスと比べて筋肉の緊張を約20％軽減（同社調べ）。トラックボールはマウスのようにスライド操作が不要であるため、狭いスペースでの作業にも適している。解像度は320〜440dpi。スピードモードとプレシジョンモードをボタンを押すことで瞬時に切り替えられ、アプリケーションなどに応じたカーソルの速度と精度の変更にも対応した。本体には8ボタンを搭載。水平スクロールとミドルクリックを搭載したティルト機能付きのプレシジョンスクロールホイールも用意されている。
また、本製品は2台のデバイスに同時に接続して作業し、デバイス間で自在にファイル移動できるFLOW機能もサポートされた。本体サイズは51.4（幅）×132.5（高さ）×99.8（奥行）mmで、重量は164g。内蔵されたリチウムポリマー充電池では、目安として最長4カ月の電池寿命が実現されている。
なお、本製品でも採用されたUnifyingは、同社の製品をワイヤレス接続する方式の1つで、レシーバー1つで最大6台の対応キーボードとマウスを1台のパソコンに接続することが可能。このUnifying用のレシーバーは、これまで付属品としての取り扱いのみであったが、「MX ERGO」と同時発売で単体の「ロジクール USB Unifying レシーバー」も登場することとなった。これにより、万一レシーバーを紛失しても、新たにレシーバーのみの購入が可能となる。参考価格は1130円（税抜）。