日本とポーランドの芸術交流の1つとして“交換展示”を行う「Double Line」展

マチエイ・ボウチェック(Maciek Bączyk)
「Milky Medium」drawing on wall ,2013-2017

アートトレイスギャラリーは、ポーランドの芸術機関シンクランクラボ・トリエンナーレと共同で、「Double Line - Drawing Show and Workshop -」と題した展覧会を開催する。日本とポーランドの芸術交流の1つとして2国間での“交換展示”を実施。2017年9月15日(金)〜10月10日(火)にアートトレイスギャラリーで開催される東京編の展示ではポーランドの作家7名の作品が紹介され、2017年12月12日(火)〜2018年1月5日(金)には日本の作家7名がポーランドのヴロツワフEugeniusz Geppert芸術アカデミー ネオン・ギャラリーで展示を行う。東京編は会期中無休、入場無料で、開廊時間は12:00〜19:00。
今回の交流交換展のベースとなる日本とポーランドの芸術交流は、2016年の国際ドローイングフェスティバルをきっかけにスタートした。ポーランド人アーティストが東京で展示を行い、日本人アーティストがポーランドで展示を行う「Double Line」展は、これまで日本ではあまり紹介されてこなかったポーランドの現代美術の力強さや多様性にも触れられる好機だ。“ドローイングの拡張性”を基軸として開催され、東京展ではサイト・スペシフィックなプロジェクトを展開。ドローイング作品のみに留まらず、身体的空間を含むアクティビティー、オブジェクト、ビデオインスタレーション、音楽とドローイングが交差する創作活動なども紹介される。

アガ・ヤジャンプ(Aga Jarząb)
「Leftover, Rightover」drawing installation 2016-2017

プシャメック・ピンタル(Przemek Pintal)
「On the Top, from Tennis Players series」drawing installation, 2017

アンナ・コウズィチェク(Anna Kołodziejczyk)
「from the cycle An image of destruction」work in progress, 2017

■期間(東京展):
2017年9月15日(金)~10月10日(火)

■開催場所(東京展):
アートトレイスギャラリー
東京都墨田区緑2-13-19 秋山ビル 1F

■問い合わせ先:
アートトレイスギャラリー
url. https://doublelineshow.wixsite.com/info
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