1年前よりもWeb閲覧が2倍速くなった「Firefox Quantum」リリース

発表資料

Mozillaは26日(現地時間)、同社のOSシリーズの最新版となる「Firefox Quantum」(バージョンナンバーは57)のベータ版をリリースした。次世代エンジンを開発するProject Quantumによって生み出されたエンジンを搭載し、1年前のFirefoxと比べると、Webブラウザのパフォーマンスは2倍速になったとしている。
発表では、GoogleのブラウザChromeとのスピード比較動画を掲載。YelpやGoogle Search、Google login、YouTubeなど人気10サイトを開くスピードを比べているが、5勝5敗とまったくの互角の性能を見せている。

Chromeとスピードで互角

この高い性能は、複数のCPUコアをより効果的に活用し、ハードウェアの使用効率を向上させたために実現した。

機能面では、よく使うタブをあらかじめダウンロードしておき、いざ開くという際に素早く閲覧できるようになっている。

デザイン面では、正方形で角ばったタブやスムーズなアニメーションなど、シンプルなデザインが目を引く。

ベータ版はすでにダウンロードが可能で、既存のFirefoxユーザーは11月14日に自動アップデートされる。
発表資料
URL:https://blog.mozilla.org/press-uk/2017/09/26/start-your-engines-firefox-quantum-lands-in-beta-developer-edition/
2017/09/28
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