広島市現代美術館がデザインの観点から広島を効果的に見せるアイデアの公募を今年も実施

ゲンビ「広島ブランド」デザイン公募 2017

広島市現代美術館は、2017年10月1日(日)から「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募 2017」の応募受付を開始した。広島の名産品や風土、文化をテーマとし、デザインの観点から発展させた新たな「広島ブランド」のアイデアを募集。優れた作品が展覧会で紹介されるオープン・プログラムで、2018年2月17日(土)〜3月4日(日)の展示が予定されている。募集締切は2017年11月30日(木)必着。
本公募は、昨年度に続いて今回で2回目の開催となる。既存の名産品をリブランディングするような案、新しいモノやコトのデザインを通して広島の魅力を引き出すような案など、柔軟なアプローチのアイデアを、その魅力を展示で効果的に提示する計画と合わせて募集。建築 / プロダクト / グラフィックなど、デザインのジャンルも不問とされている。
求められているのは、生活や暮らしに密接に関わる事柄を主題としながらも、実現性や生産効率ばかりにこだわらず、広島の暮らしをデザイン視点であらためて問い直すような「広島ブランド」の再構築としてのアイデア。もちろん、それらのアイデアを“いかに見せるか”というのも重要なポイントだ。アイデアのプレゼンテーションとしての展示プランの形式は、イメージ図 / 模型 / 試作品 / 映像など自由。ただし、あくまでも募集されているのはプランで、実際の作品は受け付けていない。
なお、優れた応募作品の中で実現性が高いアイデアについては、応募者の意向に応じながら、同美術館もその可能性をともに探っていく。
■応募締切:
2017年11月30日(木)必着

■応募資格:
不問

■賞:
入選(10万円 / オリエンタルホテル広島からシングル1泊・2月16日・朝食付き)
※入選者の中から特別審査員賞(3名 / 組)と観客賞(1名 / 組)を決定

■問い合わせ先:
広島市現代美術館「ゲンビ『広島ブランド』デザイン公募 2017」係
tel. 082-264-1121
url. https://www.hiroshima-moca.jp/h-brand/
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