キヤノンが産業印刷市場向けにオセ社製のUV硬化型大判フラットベッドプリンタを1月発売

「Océ Arizona 1280GT」
※ロールメディアオプション装着時

キヤノンマーケティングジャパン株式会社とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社は、サイン&ディスプレイ市場や建装材などへデジタル印刷を行う産業印刷市場向けに、「Océ Arizona」シリーズの販売を開始する。同シリーズは、オセ社製のUV硬化型大判フラットベッドプリンタ。第1弾として、2018年1月に「Océ Arizona 1280GT」の発売が予定されている。
「Océ Arizona 1280GT」は、最大8色のUV硬化インクを搭載できるモデル。CMYK、ライトシアン、ライトマゼンタのほかに、白インクとクリアインクを採用することで、ウィンドウ装飾や透明メディアへの高品質な印刷を実現できる。インクの吐出を6plから42plの複数サイズに可変的に調整する「VariaDotイメージング技術」により、シャドウ部や中間色の表現性も高められた。スチレンボードなどの厚みのある板状メディアへの出力に加え、屋内外向けの広告などに便利なロールメディアへの出力にもオプションで対応する。
板状メディアサイズは125×250cm、厚みは最大50.8mmに対応。オプション利用時のロールメディアサイズは90〜220cm幅かつ重さ50kgまで対応し、ロールメディア印字幅は最大219cmとなる。出力スピードの目安として、“プロダクションモード”での速度は毎時20.4平方メートル(ロールメディアでは毎時16.9平方メートル)。価格はシステム構成などにより変動し、個別見積もりにて対応している。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 / キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社
URL:http://canon.jp/
2017/10/03
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