バンダイ、AIを搭載して会話ができる「ガンシェルジュ ハロ」を2018年に発売へ

「ガンシェルジュ ハロ」

株式会社バンダイは2日、「機動戦士ガンダム」に登場し、ガンダムシリーズのアイコン的な人気を誇るロボット・ハロをモチーフにしたAI搭載ロボット「ガンシェルジュ ハロ」を発表した。バンダイナムコグループが取り組む IT エンターテインメントサービスブランド「BNビーエヌ・BotボットPROJECT」の第1弾商品として2018年に発売される予定。
「ガンシェルジュ ハロ」には日本アイ・ビー・エム株式会社が開発した、アニメ『機動戦士ガンダム』の内容に特化した、会話AI(人工知能)を搭載。ユーザーの発言を音声認識し、AIで意味と意図を分析後、データベースから最適な会話をハロの声で返してくれる。

例えば、ユーザーが「ザクについて教えて」と質問すれば、ハロは「ザク、ジオン軍のMS」と回答。また、ハロからクイズを出してもらうことも可能で、「ガンダム、パイロット、ダレ?」というクイズに「アムロでしょ」と答えると、「アタリ、アタリ」と正解を告げてくれる。

ハロの目と口にはLEDが搭載され、色や点滅でハロの気分や状態などを表現する。動きとしては、前後左右の揺れと話者方向への旋回ができる。

スマートフォンとのBluetooth接続も可能で、外部スピーカーとして使ったり、目覚ましとして使ったりできる。

発売は2018年予定で、価格は未定。直径19cm、重量未定。なお、現在幕張メッセ国際展示ホール4主催者特別企画展示「IoTタウン2017」内で開催中の「CEATEC JAPAN 2017」では参考出展されている。
発表資料
URL:http://bandai-a.akamaihd.net/corp/press/100000617495332.pdf
2017/10/04
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