キヤノンがパソコンを使わずにコピーやスキャンもできる大判インクジェット複合機2機種を発売

「iPF770MFP-2」

キヤノン株式会社は、大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」シリーズの新製品として、A0ノビ対応の「iPF770 MFP-2」とA1ノビ対応の「iPF670 MFP-2」を2017年10月下旬に発売する。いずれもパソコンを使わずにカラーコピーやスキャニングを行える大判インクジェット複合機(MFP)。シアン / マゼンタ / イエロー / ブラック / マットブラックと5色の染顔料リアクティブインクを採用している。希望小売価格は、「iPF770 MFP-2」が54万8000円(税抜)で、「iPF670 MFP-2」が47万8000円(税抜)。
両製品は、取り外しが可能なColortrac製スキャナと、本体前面で全ての作業を完結できるプリンタを組み合わせ、コンパクトな製品に仕上げられている。操作パネルとして、タッチパネル方式のカラー液晶と分かりやすいUIを新たに採用。同梱されているタッチペンでの容易なアイコン操作が実現された。ロール紙は「iPF770 MFP-2」で254〜914mm(10〜36インチ)、「iPF670 MFP-2」で254〜610mm(10〜24インチ)に対応。プリンタ部の出力解像度は最高2400×1200dpi、CIS方式のスキャナ部の光学解像度は600dpiで、本体には10 / 100/ 1000BASE-TとHi-Speed USBインターフェイスを備えている。
ネットワーク環境での使用では、専用ユーティリティソフト「Scan アプリ Le」をパソコンにインストールして用いることで、スキャンデータの処理やプリントデータの作成を効率的に行うことが可能。スキャナとプリンタは独立しているため、スキャナ部で原稿の読み取りを行いながら、並行してネットワークPCからのプリントジョブを実行するような使い方ができる。本体サイズ / 重量は、「iPF770 MFP-2」が1304(幅)×1308(高さ)×887(奥行)mm / 約72kgで、「iPF670 MFP-2」が997(幅)×1308(高さ)×887(奥行)mm / 約60kg。
キヤノン株式会社 / キヤノンマーケティングジャパン株式会社
問い合わせ:050-555-90063
URL:http://canon.jp/imageprograf/
2017/10/10
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