4×8板サイズに対応するフラットベッドカッティングプロッタ「CF22-1225」をミマキが発売
株式会社ミマキエンジニアリングは、フラットベッドタイプのカッティングプロッタ「CF22-1225」を、2017年11月中旬に発売する。看板製作で多く用いられる4×8板サイズ（1220×2440mm）の素材もカットできるモデル。同社のフラットベッドUVインクジェットプリンタ「JFX200-2513」とのプリント＆カット連携が強化され、同プリンタと組み合わせた使用に適している。
本製品は2600×1360mmのメディアを使用でき、有効作図範囲は2500×1220mm。最大速度が毎秒55cmのカッティングプロッタだ。カッターヘッドの種類には、工業用素材向けのT / TF / RTヘッド、パッケージや什器向けのTD / RCヘッドがある。同社のUVプリンタやCADソフト「ArtiosCAD DS」と組み合わせることで、パッケージや什器の設計から、製品へのプリント、パッケージのカット、緩衝用発泡材の作成までトータルでの受注を実現。プリンタとの連携機能では、カット情報とメディアの回転角度情報を含んだデータ識別IDを出力することで、自動でデータを読み込んでカットを開始できる「IDカット機能」を搭載し、より簡単にプリント＆カットを実行できるようにもなった。
販売価格は、Tヘッドモデルが500万円（税抜）、TD / TFヘッドモデルが580万円（税抜）、RC / RTヘッドモデルが720万円（税抜）。本体サイズは、RC / RTヘッドモデルが3160（幅）×1200（高さ）×1930（奥行）mm、T / TD / TFヘッドモデルが3160（幅）×1150（高さ）×1930（奥行）mmとなっている。