約3万5000個の林檎で作った巨大な写楽絵を展示する「弘前デザインウィーク リンゴアート」

青森県弘前市が進める「弘前デザインウィーク」は、今秋に「HIROSAKI DESIGN WEEK『RINGO』」と題して各種のプログラムを展開。その1つとして、弘前城天守横の弘前公園本丸に、約3万5000個の林檎を用いて作った「リンゴアート」が展示される。展示期間は2017年10月20日（金）〜10月29日（日）で、鑑賞には本丸エリアの入場料が必要。弘前城と岩木山と一緒に圧巻の光景を楽しめる。

「弘前デザインウィーク」は、市民1人1人が町をデザインする“全員クリエイター”として参画し、新たな価値を創造する市民運動の総称だ。11月12日（日）までの「弘前城菊と紅葉まつり」の開幕に合わせて展示される今回の「リンゴアート」も、市民参加型で応援サポーターを募って製作された。縦17m、横9mもの巨大なモザイク画となっており、テーマは東洲斎写楽の「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」。この「リンゴアート」デザインの絵入りリンゴ＋弘前リンゴの受注販売も実施され、後日に「リンゴアート」の写真を含めて発送される（11月予定）。

なお、「リンゴアート」の展示期間には、林檎をテーマにした世界コンペティション「弘前クリエイター展 〜弘前アップルデザインアワード〜」の入選作品（約100点）と弘前から応募された作品のパネル展示も同時開催。会場は弘前公園（杉の大橋〜下乗橋付近）と弘前市民会館で、時間は9:00〜21:00（弘前公園は日没まで）。こちらは入場無料で作品を鑑賞できる。

■期間（リンゴアート）：
2017年10月20日（金）～10月29日（日）

■開催場所（リンゴアート）：
弘前公園本丸（天守横）
青森県弘前市大字下白銀町1

■問い合わせ先：
弘前デザインウィークコンソーシアム 事務局 / 青森県弘前市
url. http://www.city.hirosaki.aomori.jp/hdw/