ネオマーケティング調べ、iPhone 8による通信速度調査 全国的には「ソフトバンク」、大阪では「au」が優勢

全国主要エリア70地点で最速の調査結果を出した地点数

株式会社ネオマーケティングは、iPhone 8を使用した主要3キャリアの通信速度調査を実施、10月25日に調査結果を発表した。最も体感に影響すると思われる「下り速度」平均において、東京・札幌・仙台・福岡では「ソフトバンク」、名古屋・広島では「docomo」、大阪では「au」が優勢という調査結果である。
総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングでは、主要3キャリアでiPhone 8を使用した場合の通信速度を地域別に調査、その調査結果を発表した。調査期間は2017年10月8日(日)~2017年10月17日(火)までの10日間。全国主要エリア70地点において、朝(7:00~9:59)・昼(11:00~13:59)・晩(17:00~19:59)それぞれ3回ずつ計測を実施し、その平均値を実測値とした。
東京では「ソフトバンク」か「au」が優勢
東京主要エリアでの調査では、下りの平均速度は「ソフトバンク」がダントツ一位の130.18Mbpsを記録、「au」は平均値こそ81.82Mbpsとソフトバンクに適わなかったが、10地点中4地点ではソフトバンクを上回る結果を出している。上りは僅差だが「docomo」と「au」が同値の14.76Mbpsで優勢。総合的に考えると東京主要エリアでは最速が「ソフトバンク」、次に「au」である。
大阪では閲覧メインなら「au」、アップロードが多い人は「docomo」か「ソフトバンク」
大阪の主要エリアでは、下りの平均速度は「au」が112.47Mbpsと優勢、上りは「docomo」が16.88Mbpsで優勢となった。「au」は下り速度こそ早いものの、上りでは「docomo」の半分程度と大きな差があるので、SNSなどに写真を頻繁にアップする人は「docomo」もしくは「ソフトバンク」の方が快適であろう。一方、閲覧メインのユーザーであれば「au」一択である。
名古屋なら「docomo」一択、但し3キャリアとも僅差
名古屋の主要エリアでは、上り・下りとも大きな差は出なかったが、「docomo」が下り100.20Mbps、上り16.88Mbpsといずれも優勢。続いて「au」「ソフトバンク」という結果である。現在使用中のキャリアを再検討するほどではないが、これから契約するなら「docomo」であろう。
総合的には「ソフトバンク」がNo.1
上記の3都市以外にも、札幌、仙台、福岡、広島で調査が行われている。仙台、福岡では上り下りともに「ソフトバンク」が優勢、札幌では下りは「ソフトバンク」上りは「docomo」、広島では下りは「docomo」上りは「ソフトバンク」という結果となった。

全国の調査結果を平均すると、下り平均速度は「ソフトバンク」の101.05Mbps、上りは「docomo」の16.51Mbpsが優勢あり、優勢地点数で見ると、上り・下りとも「ソフトバンク」が最多である。しかし「au」も大きく水をあけられているわけではなく、地域別にみると大阪主要エリアのように強い地域も存在するので、行動エリアや用途に合わせて選ぶのが一番である。

札幌、仙台、福岡、広島の調査結果

全国平均速度

「主要3キャリア別 iPhone 8 通信速度調査」
URL:https://www.i-research.jp/report/?p=8208

株式会社ネオマーケティング
URL:https://www.neo-m.jp/
2017/10/26
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