松本零士×第一酒造コラボ、栃木県代表の日本酒「開華 純米吟醸 徳川家康」発売

栃木県佐野市にある酒蔵・第一酒造株式会社は、10月27日、漫画家・松本零士氏がラベルの原案・監修を行った日本酒「開華 純米吟醸 徳川家康(戦国のアルカディア名将銘酒47撰-栃木代表-)」発売すると発表した。同商品は10月22日より販売が開始されており、価格は2,000円(税込・カートン入り)、第一酒造のECサイト で購入することが出来る。
クールジャパンが国策として掲げられる昨今、日本食はその一環として海外から大きな注目を浴びており、特に日本酒は国内需要が年々減少する中でも輸出を伸ばしているフラッグシップ商品である。しかし、単独の酒造が海外に販路を拓くのは容易ではない。そこで欧州に抜群の知名度を誇るを松本零士氏と、全国津々浦々の酒造メーカーとのコラボによる企画プロジェクト「名将銘酒47撰(戦国のアルカディア)」が発足。まさに日本酒の連合軍として世界に展開していくための施策がスタートした。

これまでに発売されているのは、山形県代表の「縦の川酒造・純米大吟醸『直江兼続』」、宮城県代表の「角星・金紋両国『伊達政宗』」、高知県代表の「酔鯨酒造・特別純米酒酔鯨『坂本龍馬』」、そして今回の栃木県代表「第一酒造・純米吟醸酒『徳川家康』」である。

ラベルに使用されるキャラクターイラストは、松本零士氏監修のもと、氏がその力量を認めた増永計介氏、羽山淳一氏らトップアニメーターの手によるもの。今後も、青森県、岩手県、茨城県、新潟県、東京都、京都府、広島県、島根県、群馬県、埼玉県、静岡県、愛知県、兵庫県、山口県、愛媛県の「名将銘酒」企画が確定しており、海外顧客のみならず、若年層の取り込みを狙う。アニメファンならずとも、次回作が楽しみな商品である。
第一酒造株式会社
URL:http://shop.sakekaika.co.jp/
2017/10/27
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