“モノ”をテーマとした抽象画とインスタレーションを展開している末次弘明氏の個展「“mono”」

末次弘明個展「“mono”」

2017年11月1日(水)から11月23日(水・祝)まで、クラークギャラリー+SHIFTにて、末次弘明氏の個展「“mono”」が開催されている。薄闇のギャラリーの中で、“モノ”をテーマとした抽象画とインスタレーションを展開。本展の会期に合わせ、末次氏の作品を素材として芸術と生活・ファッションを融合したアーティストグッズも発売されている。入場無料、休廊日は月曜および火曜で、時間は11:00~19:00。
1971年生まれの末次弘明氏は、ドイツ留学から帰国後、東京 / 福岡 / 中国広州 / 札幌で作品の制作や発表を行っている。札幌市と岩見沢市でコンセプチュアルな抽象絵画を制作しており、由仁町では継続的にインスタレーションを制作。本展は、同氏にとって3年振りに開催されている個展だ。
末次氏の作品は、咆哮するような意思を持ちつつも、まるで鑑賞者に静かに問いかけてくるように何かを感じさせるもの。さまざまな顔料の物質性を化学実験のように突き詰めており、ミニマムの中に広がる宇宙をイメージさせる。“モノ”をテーマに掲げた本展の会場では、モノタイプ、モノクローム、モノグラム、そしてモノ(物)など、“モノ”のさまざまなバリエーションと、人間世界を表現した作品群を発表。“モノリス”のように、物質性を象徴する新たな抽象画とインスタレーションが展開されている。
■期間:
2017年11月1日(水)~11月23日(水・祝)

■開催場所:
クラークギャラリー+SHIFT
北海道札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2F

■問い合わせ先:
クラークギャラリー+SHIFT
tel. 011-596-7752(MUSEUM)
url. http://www.clarkgallery.co.jp/
MdN DIのトップぺージ