計算プロセスを紙で出力できる「プリンタ電卓」登場、シャープ公式も認めるマニアックさ

「プリンタ電卓」(EL-1750V)

シャープ株式会社は、電卓での計算プロセスが紙にプリントされて出力される、プリンタ一体型の電卓「プリンタ電卓」(EL-1750V)を近日発売予定だと発表した。市場想定価格は7800円(税別)。
本製品は、セミデスクトップタイプの電卓。窓口・店頭での利用に便利な「釣銭計算機能」や税込、税抜計算が簡単にできる「税計算機能」、小数部の桁数を設定できる「小数桁指定」などの機能を搭載する高機能電卓だ。

加算(足し算)を行う演算装置「加算器」をベースに、キーを26種類搭載。同社の公式Twitterでは、キーの内容が全部わかり、棚卸しや伝票で確定申告前が激務になる人向けであるとしている。

機能紹介

注目は、12桁の表示ディスプレイ上部に取り付けられたプリンタ部分。計算プロセスが紙にプリントされて出力されるもので、計算の間違いを式から確認できる。また、加減算で[+][-]が押された回数をカウントして印字するので、伝票などを合計する時、伝票の枚数と照合することが可能。

印字は12桁2色(黒/赤)、プラスは黒、マイナスは赤でわかりやすく印字される

発表資料
URL:http://www.sharp.co.jp/calc/products/el1750v_feature.html
2017/11/08
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