偉人たちが残した最強の広告クリエイティブ「日本の広告クリエイティブ100選」発売

株式会社宣伝会議は、江戸時代から現代まで、歴史に残るクリエーターたちが残した面白い広告を厳選・紹介した「日本の広告クリエイティブ100選」を11月10日に発売した。四六判/224P/2,000円(税抜)。
本書は「あっと驚く、人を惹きこむ広告」「社会に訴える、問題提起する広告」など、歴史に残る「面白い」広告を厳選したアイデアカタログだ。当時のクリエイティブを掲載するとともに、時代背景や企画者の人柄などにも言及し、その「面白さ」の裏側までを解説。

時間軸に沿って広告の歴史を紹介するのではなく、社会性、物語性、時代のニーズ、など9つのテーマに分類して紹介されており、そこかしこに広告があふれ、媒体や手法も多様化した現代においても、クリエイターの「アイデア発想」のヒントが見つかる一冊となっている。
● 山東京伝店「謎絵入り引札」
1795(寛政7年)年9月
戯作者・浮世絵師として一世を風靡した山東京伝が、新しい紙煙草入れを売り出す告知広告。4行目以降は謎絵を読み解いてゆく趣向になっている。
● 不二家「ペコちゃんいくつ?」
1958(昭和33年)年10月
みんなに親しまれているペコちゃんの年齢を決めるユニークな懸賞キャンペーン広告。「ペコちゃんいくつ?」の問いかけに対して下のコピーがヒントを提出しており、一番応募数の多い年齢がペコちゃんの年齢となった。
● ベネトン ジャパン「リ・ディストリビューション・プロジェクト」
1993(平成5)年1月 
ベネトンの衣料リサイクル・キャンペーンのスタートを知らせるティーザー広告。ルチアーノ・ベネトン社長自身が広告に登場し、大きな社会問題への人々の参加を促した。
株式会社宣伝会議
価格:2,000円(税抜)
岡田芳郎 著
URL:https://www.sendenkaigi.com/
Amazon:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883354172/
2017/11/14
MdN DIのトップぺージ