メルカリ、盗品の不正出品抑止や売上金の振込申請期限短縮などの仕様変更を発表

メルカリ

株式会社メルカリは14日、ユーザーがより安心・安全にメルカリを利用できるように、フリマアプリ「メルカリ」において三点の仕様変更を行うと発表した。変更は12月上旬から実施され、それぞれの変更時期については正式決定後に、改めて発表される。
メルカリは10月12日に違法・規約違反行為への抑止力強化の一環として、従来は売上金の振込申請時に登録すればよかった住所・氏名・生年月日の登録について、初回出品時に必須化すると発表していた。ほかにも、警察・捜査機関と連携し、悪質な行為を行うユーザーの排除に取り組むとしており、今回の発表はその詳細版となっている。

具体的には、「初回出品時の本人情報登録必須化」を実施。初回出品の際に、本人情報の登録が必須となり、登録された本人情報と売上金の銀行口座名義が一致しない場合は売上金を引き出せなくなる。なお、過去に出品経験があっても本人情報が未登録の場合は登録が必要となる。

また、売上金に関して2つの変更を実施する。一つは「振込申請期限の変更」で1年間から90日間に変更される。もう一つは、「売上金を用いた商品購入手順の変更」で、売上金を使用した直接の商品購入ができなくなり、商品を購入できるポイント(1ポイント=1円)と交換する手順に変更される。

同社では、今回の変更を含め、今後も「お客さまがさらに安心・安全に利用できる健全なマーケットプレイスを実現するために尽力する」としている。
発表資料
URL:https://about.mercari.com/press/news/article/20171114_update/
2017/11/14
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