西陣育ちの女流画家が京都を描いた作品を紹介する個展「黒岩知里 現代を描く」

「街中の城」530×333mm

2017年11月15日(水)から11月21日(火)まで、京都高島屋 6Fの美術画廊にて、「黒岩知里 現代(いま)を描く」が開催される。地元の女流画家である黒岩知里氏による京都高島屋での初個展。歴史的な観光地としてではない現代の京都を軽やかに描き出しており、約20点の新作が展示される。入場無料で、開場時間は10:00〜20:00(最終日は16:00閉場)。
1975年に京都市に生まれた黒岩知里氏は、1988年に西村画塾に入塾して洋画を学び、1998年に京都教育大学 教育学部特修美術日本画科を卒業した。1996年には第48回 京展に初入選し、以後は98年と99年にも入選。日展には1999年の第31回に初入選してから、以後は00年、03年、06年、07年、09年、12年、15年と入選している。2000年に青塔社塾に入塾し、池田道夫氏に師事。現在は日展や個展を中心に、国内外で活躍している。
本展では「自然よりもビルや窓、アンテナのような人工物に親近感が沸く」という黒岩氏ならではの感性で描かれた作品を紹介。日本画の技法を扱いながらも、伝統にとらわれない自由な画風で描かれた独自の世界が繰り広げられている。

「コインランドリー」455×333mm

■期間:
2017年11月15日(水)~11月21日(火)

■開催場所:
京都高島屋 6F 美術画廊
京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52

■問い合わせ先:
京都高島屋
tel. 075-221-8811(代表)
url. http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/
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