Adobe Flashなどに“攻撃リスク”の高い脆弱性、修正プログラム適用を注意喚起

情報処理推進機構(IPA)は15日、アドビシステムズ社の 「Adobe Flash Player」「Adobe Reader および Acrobat」に脆弱性があり、様々な被害が発生する可能性があると注意喚起している。
「Flash Player」には、Web閲覧で DoS 攻撃や任意のコード(命令)を実行される可能性がある脆弱性(APSB17-33)が存在。また、「Adobe Reader および Acrobat」では、PDF ファイル閲覧で任意のコード(命令)が実行される脆弱性(APSB17-36)があり、これらの脆弱性を悪用されると、アプリケーションプログラムの異常終了や攻撃者によるパソコン制御など、様々な被害が発生する可能性がある。

アドビではこれらの脆弱性を修正した最新版を14日にリリースしている。利用しているユーザーは早期のアップデートが望ましい。
発表資料
URL:
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20171115-adobeflashplayer.html
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20171115-adobereader.html
2017/11/16
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