筆に10kgのダンベルを付けて筋トレと制作を同時に進めた大森早人氏の絵画展「PUMP UP PAINTING」

「PUMP UP PAINTING」

2017年11月18日(土)から11月28日(火)まで、TAV GALLERYにて、大森早人氏の個展「PUMP UP PAINTING」が開催されている。大森氏は、東京藝術大学院で油画を専攻する若手の現代美術家。TAV GALLERYでは1周年記念パーティ以来の本格的な個展となっている。休廊日は水曜および木曜で、時間は13:00〜20:00。
1992年生まれで栃木県出身の大森早人氏は、絵画制作に対して一般的なコンテクストとは異なる独自の方法論で挑んでいる。これまでに各種のグループ展に出品しており、2017年には「THE BOND OF ARTS NINGBO 中日当代芸術家交流展」(寧波美術館)に参加。今回の「PUMP UP PAINTING」は初の個展となる。
大森氏が今回の作品の制作で採用した手法は、筆に10kgのダンベルを付けて筋肉トレーニングと絵画製作を同時に行うという非常にユニークなもの。2015年に肉体と精神の衰えを感じた彼は「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」をコンセプトに、その方法を生み出した。制作中には時折プロテインを摂取。10kgという重い筆の制約が、作品にも独特の表情として表れている。
■期間:
2017年11月18日(土)~11月28日(火)

■開催場所:
TAV GALLERY
東京都杉並区阿佐谷北1-31-2

■問い合わせ先:
TAV GALLERY
tel. 03-3330-6881
url. http://tavgallery.com/
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