PPAPから1年、Yahoo!検索大賞2017の流行語部門賞は政治問題でブレイクしたあの言葉

発表資料

Yahoo!は27日、Yahoo!検索でのデータを元に、前年と比べて最も検索数が急上昇した人物、作品、製品に賞を授与する、「Yahoo!検索大賞」について、2つの賞を先行発表する「Yahoo!検索大賞2017 プレ・イベント」を開催した。
今回発表されたのは、「スペシャル部門賞」と「流行語部門賞」。「流行語部門賞」は昨年のピコ太郎さんの“PPAP”から、政治問題でクローズアップされた“忖度(そんたく)”が獲得。「相手の気持ちを推し量ること」という意味で、森友学園・加計学園疑惑で追求される籠池泰典氏が使ったところ、昔からある言葉ではあるものの、謎の言葉として皆の心にひっかかり、多用されることとなった。

言葉の流行により、「忖度Tシャツ」「忖度まんじゅう」などのグッズが登場。ファミリーマートが行った「けものフレンズ」と「忖度」のどちらをグッズ化するかのアンケートでは「忖度」が勝ち、「忖度御膳」が商品化されるという事態にもなっている。

また、「スペシャル部門賞」は検索急上昇したフレッシュな10代の男女をセレクト。男性部門からは、デビューから公式戦29連勝という前人未到の大記録を打ち立てた棋士・藤井聡太さんが獲得。女性部門では、来年度上半期のNHK連続テレビ小説『半分、青い』で主役を務める、若手女優・永野芽郁さんが選ばれている。

発表資料

なお、Yahoo!検索大賞2017の全部門発表は、12月6日に予定されている。
「Yahoo!検索大賞2017 プレ・イベント」
URL:https://searchaward.yahoo.co.jp/
2017/11/28
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