AppleのOSトラブルが止まらない、macOS High Sierra/iOS11.2共に不具合発生

macOS High Sierraイメージ

Mac用OS「macOS High Sierra」でユーザー以外の誰でもログイン出来るようになるバグが発生し、「iOS」では12月2日にiPhoneが再起動を繰り返すトラブルが起きるなど、ここのところOSによる不具合が多発しているApple。同社ではその都度、修正プログラムで対応しているが、また新たな不具合が発覚している。
「macOS High Sierra」では、12月に入ってからエラーメッセージ「Month 13 is out of bounds」が数百も発生するという現象が確認されている。こちらは、ルートユーザーとして誰でもログインできる状態だった先日の不具合のように実害はなく、Appleも修正プログラムを提供していない。

また、再起動問題に対応するために繰り上げで公開された最新版のiOS 11.2では、iPhone XでFace IDが使えないというバグが発生。一部ユーザーのみだが、再起動しないとFace IDが使えないという状態に陥った。

多発するOSのトラブルに、技術者からは「macOS High Sierra」と「iOS」のトラブルとの関連性を指摘する声も多く、早期の根本的な解決が望まれる。
Apple security updates
URL:https://support.apple.com/en-us/HT201222
2017/12/04
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