GMO、ゴミ箱IoT化によるゴミ量の可視化で収集業務を効率化する「スマートゴミ箱」発表

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GMOインターネットグループは5日、グループ企業のGMOクラウド株式会社とハウステンボス株式会社、株式会社hapi-robo stの協力により、遠隔地からゴミの量を把握できる「スマートゴミ箱(仮称)」の実証実験を、ハウステンボス内のアムステルダムシティ全域で実施している発表した。
「スマートゴミ箱」は、GMOクラウドの「IoTの窓口 byGMO」とハピロボが共同開発したもの。取り付けられたセンサーにより、ゴミの量を検知し、ネットを介して遠隔地でそのデータを管理できる。

ゴミの量が一定量を超えると、ごみ収集を行っているスタッフのヒアラブルデバイス(無線イヤホン)へメールを自動送信し、読み上げ通知によって知らせることが可能。スタッフはわざわざスマホやパソコンなどのデバイスを使用せず通知内容を知ることができ、ゴミ箱を開けないでも、どのゴミ箱が今収集すべきかをリアルタイムで知ることができ、スムーズなごみ収集が可能になる。

実験は、アムステルダムシティ全域(約4万2000平方メートル)のゴミ箱36個のうち、18個を「スマートゴミ箱」に交換し、ゴミ収集業務の効率化を検証する。

なお、実験の結果次第では、今後、その他の大型のリゾート施設やショッピングモールなどへの展開も視野に入れているとしている。
発表資料
URL:https://ir.gmocloud.com/news/press/gmo-hs/171205_2781.html
2017/12/05
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