App Storeの仕様変更でアプリの事前告知が可能に、超人気作品も予約して自動DLできる

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Appleは11日(米国時間)、App Storeでのアプリの登録について仕様の変更を実施し、正式リリースの2日~90日前にApp Storeでアプリを登録することが可能になると発表した。
これにより、デベロッパーはアプリを正式公開する前にApp Storeに事前登録として登場させ、ユーザー側はダウンロード開始が可能になる前に「予約注文」を選択することができる。デベロッパーは事前告知によって多くの集客が見込め、ユーザーも注目のアプリを見逃さなくなる。

さらに、事前公開中に100円の予定だったアプリが、正式公開では200円になったようなケースでは、100円で予約していたユーザーは予約限定価格として価格は100円の方が適用されて、お得感も味わえる。

アプリは事前に注目を集める人気作になるほど公開初日にサーバーに負担がかかり、サーバーダウンによる長期メンテナンス突入というような事態になりやすい。(ちょうど「きららファンタジア」が公開初日からの緊急メンテナンスを実施しているところだ)

事前予約制度なら、デベロッパー側もある程度のユーザー数の予想がつき、どれぐらいのサーバーを用意すれば大丈夫なのかという対策も立てやすい。デベロッパーとユーザーがWin-Winとなるシステムとなっている。
発表資料
URL:https://itunespartner.apple.com/en/apps/news
2017/12/12
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