まるで暗号のような方言でテーマが示されている「西諸弁ポスター」素材写真の募集コンテスト

西諸弁ポスターの例

宮崎県小林市は、地域資源や魅力の発掘とブランド化を図る「てなんど小林プロジェクト」の一環として、「西諸弁ポスター素材写真コンテスト〜あなたの一枚が西諸弁ポスターに〜」を開催中。2018年1月19日(金)まで、作品の募集を受け付けている。市内外を問わずに親しまれている西諸弁ポスターを一般からの投稿写真で作成する企画で、各テーマの最優秀作品はプロジェクトの公式ポスターとして採用。1人1部門につき1点で、2部門まで応募できる。
宮崎県小林市は、霧島山をはじめとする豊かな自然に囲まれ、四季折々の姿を見せる里山や農地などの自然と人々の営みが共生する町だ。その地域資源を発掘し、全国に向けて発信することを目指しているのが「てなんどプロジェクト」。「てなんど」は、「一緒に」という意味の西諸弁(小林市の郷土の方言)である「てなむ」と「ブランド」を組み合わせた造語となっている。
本コンテストは、同プロジェクトの取り組みの中でも特に人気が高い“キラーコンテンツ”である「西諸弁ポスター」に掲載する写真の公募。テーマとして指定されている方言を表現する写真で、かつ小林市らしさを共有できる作品の募集だ。テーマは、急な冷たさを感じたときに用いられる「いしちゃ」、すっかり年季の入った夫婦を示す「おんじょんぼ」、怖さを感じたことを表現する「おぜ」、着ている服などがだらしなくたれたりよれたりしている様子を示す「ずんだれ」、“一緒に”を示す「てのっせ」、主に披露宴後の宴会を示す「いたしっばれ」と自由枠の計7つ。自由枠は、他の6つ以外の西諸弁で、かつ過去に発表された西諸弁ポスターの言葉とは異なるものが対象とされている。
■応募締切:
2018年1月19日(金)

■応募資格:
不問

■賞:
優秀賞(1万円 / 西諸弁ポスター・額入り A2サイズ)
ほか

■問い合わせ先:
宮崎県小林市(てなんど小林プロジェクト)
url. http://www.tenandoproject.com/
MdN DIのトップぺージ