Facebook、映像からそれが何の物体かを検知するシステムをオープンソースで公開

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Facebookは22日(米国時間)、映像からオブジェクトが何であるかを識別するシステム「Detectron」について、オープンソースで公開している。
「Detectron」はプログラミング言語Python(パイソン)で書かれたもので、ディープラーニングを使ったフレームワーク「Caffe2」上で動作するオブジェクト検知システム。映像から、物体が何であるかを検知して、例えば自転車のイベントでは、人、自転車、ボトル、スマートフォンなどを枠と名称付きですぐに識別することができる。

このプラットフォームをオープンソースとして公開することで、ARなどを利用する世界中の研究室などでの研究を加速させるのが狙い。

同社ではARカメラやARエフェクトなど、Facebook上での交流などにARを用いることを次なる施策の大きな柱として位置づけており、無料での公開は、世界中でのAR研究の手助けになればとしている。
発表資料
URL:https://research.fb.com/facebook-open-sources-detectron/
2018/01/26
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