Webブラウザ「Vivaldi」がアップデートでリーダービューの縦書き表示に対応

「Vivaldi」Ver.1.1.4 イメージ

Vivaldi Technologies社は、Webブラウザ「Vivaldi」をアップデートし、Ver.1.1.4の提供を開始した。最新バージョンでは、日本のユーザーからの要望が多かったというリーダービューの縦書きモードを追加。日本語、中国語(簡体字 / 繁体字)、韓国語をサポートしており、リーダービューの画面内で縦書きと横書きの表示を切り替えられる。
「Vivaldi」で利用できるリーダービューは、記事形式のWebページの記事の部分のみを読みやすいシンプルなレイアウトで表示する機能。これまでにも、フォントの種類やサイズ、行の高さ、表示幅、明暗の背景色を画面内で切り替えることができた。今回、縦書きモードを搭載したことで、左にスクロールしながら書籍のような感覚で記事を読み進めるスタイルを実現。この縦書きモードは、たとえばインターネット小説などの長文のコンテンツを読む際にも適している。
さらに、今回のアップデートでは、メモ機能においてMarkdown記法をサポート。これはGitHubやRedditなどのWebサイトでも使用されているもので、見出し / 太字 / 箇条書きリストなどの書式をメモに追加できる。そのほか、頻繁に参照したいWebサイトをサイドバーに常駐させられる「ウェブパネル」は、順番をカスタマイズできるように機能を改善。ドラッグ&ドロップまたはキーボード操作による検索エンジンの自由な並べ替え機能も搭載された。

リーダービューの縦書きモード

メモ機能でのMarkdownの利用

ウェブパネルの並べ替え

Vivaldi Technologies社
URL:https://vivaldi.com/
2018/02/01
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