さまざまな動物画の展示を通して日本美術の楽しさを再発見できる「アニマルワールド」展
2018年2月3日（土）から2月25日（日）まで、加島美術にて「アニマルワールド〜日本画の動物ってこんなにかわいい！〜」が開催される。動物画で日本美術を楽しむことができる展覧会。約50点の選りすぐりの動物画が展示され、「日本美術は難しくて分かりづらいから興味を持てない」と考えていた人でも、日本美術の魅力や作品を観る楽しさを再発見できる。観覧無料、会期中無休で、時間は10:00〜18:00。
個性豊かな画家たちが描いてきた動物は、まるで目の前にいるかのような迫力やユーモア、愛らしさに満ちている。本展は、その多彩な動物画を子どもから大人まで皆で楽しめるイベントだ。円山應挙 / 伊藤若冲 / 長澤芦雪 / 曾我蕭白 / 森祖仙 / 葛飾北斎 / 河鍋暁斎 / 菱田春草 / 竹内栖鳳 / 上村松園 / 橋本関雪 / 前田青邨 / 小林古径 / 高山辰雄 / 猪熊弦一郎 / 熊谷守一など、数多くの作家の作品が紹介される。
また、今回の展覧会は、作品を間近に見られることを大きな特徴としている。江戸の大家から近代絵画の巨匠の作品までガラスケースなしに鑑賞することが可能。描かれた動物の毛並みや艶感など、ガラス越しではなかなか感じることができない“生の作品”の独特な味わいと迫力を堪能できる。