インテル、網膜に直接画像を投影するスマートグラス「Vaunt」を2018年中にリリースか

「Vaunt」

インテルが開発しているスマートグラス「Vaunt」について、THE VERGEが特集している。
スマートグラスと言えばGoogleの「Google Glass」が思い浮かぶ人も多いだろう。2013年に開発者向けとして先行販売されたが、プライバシーの問題や安全性の問題により、一般販売はされなかった。

「Google Glass」は、眼鏡のツルの部分に明らかに機械的なパーツが取り付けてあり、スマートグラスの存在を知っている人から見れば、すぐに判別がつくものだった。

しかし、インテルの「Vaunt」は、見た目は、通常の眼鏡と大差なく、少しツルが太いという程度のデザインとなっている。

「Vaunt」にはカメラ、ボタン、スワイプ対応エリア、LCDスクリーンなどの機能が搭載される。最大の特徴は、映像を網膜に直接投影して見せること。低パワーで、目には悪影響のないレーザーで投影し、網膜にダイレクトに投影されるので、常時焦点のあった映像が見られる。そして、眼鏡をかけながら何か映像や動画を見ていても、他の人にはわからないという仕組みだ。

また、iPhoneやAndroidスマホとBluetoothで接続し、携帯への通知を網膜のディスプレイで知ることができる。これは使い方としてはスマートウォッチと同じような扱いになる。

インテルは今後、現在18時間を目標にしているバッテリー寿命や新しいデザインなどを研究し、2018年中にはテスト版となる開発者用バージョンを発売するとしている。
THE VERGE
URL:https://www.theverge.com/2018/2/5/16966530/intel-vaunt-smart-glasses-announced-ar-video
2018/02/06
MdN DIのトップぺージ