A＆D、みそ汁やスープの塩分濃度をチェックできる防水型デジタル塩分計「AD-4723」を発売
株式会社エー・アンド・デイは、防水型デジタル塩分計「AD-4723」を発売した。みそ汁やスープ、煮汁などのさらさらとした液体に差し込むことで、手軽に塩分濃度をチェックすることが可能。電気伝導度測定方式を採用しており、0.1％から5.0％まで0.1％単位で細かく測定することができる。価格はオープン。
食塩の過剰な摂取は高血圧の原因となり、脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など多くの循環器疾患につながるリスクが高まる。日本人は食塩摂取量が高くなりがちな傾向にあるが、健康的な生活を送るためには塩分を控えることも重要だ。だが、塩分のチェックは味覚や経験に頼ることが多く、正確に測定する習慣がない人も多いだろう。そこで、日々の生活において気軽に塩分を数値として把握するのに役立つのが、今回発売された「AD-4723」だ。
防水レベルはIPX7準拠で、本体は汚れたら丸ごと洗うことが可能。電源にはCR2032リチウム電池1個を使用する。本体サイズは34（幅）×180（高さ）×16（奥行）mmで、電池を含む重量は約28g。なお、固形物や粉末およびカレーなどのどろどろした粘性が高い液体では測定できず、油分を多く含むスープなどの場合には正しく測定できない場合もある。