そで山かほ子氏の個展がスタート!居心地の良いカフェ空間を再現してカットアウト作品などを展示

本展のベースとなったメインビジュアル

2018年2月10日(土)から2月25日(日)まで、nostos booksにて、そで山かほ子氏の個展「どこかの街の喫茶店」が開催される。そで山かほ子氏は、1978年生まれで安西水丸塾を受講したイラストレーター。チョコレートが溶けたようにアクリル絵の具をたっぷりと塗った作品や、独特のタッチの線画を特徴としており、2013年からフリーランスで広告 / 雑誌 / 書籍などを中心に幅広く活躍している。
そで山かほ子氏は、2017年にCafé&Meal MUJI新宿などで個展「Antique Garden」を開催。その後のApartment Hotel Shinjukuでの展示でも、形を切り出して立体感を生み出したカットアウト作品などで注目を集めた。Apartment Hotel Shinjukuでは架空のホテルにある喫茶店をイメージした作品が発表されたが、今回の展覧会はその展示を発展させるかたちで「ある街の喫茶店」をテーマとしている。
まず、そで山かほ子氏自身が思い描く喫茶店の店内を1枚の絵にし、それをベースとして喫茶店で寛いでいるような居心地の良い空間を展覧会場に再現。そこにカットアウト作品が展示され、世田谷の人気菓子店SCENTやトロッコによる手作りの菓子も販売される。さらに、刺繍作家の小菅くみ氏も特別参加し、喫茶店にまつわる刺繍作品を披露。nostos booksの本を手に取ったりもしながら、ゆっくり作品と空間を楽しめる。会場は水曜定休で、開催時間は12:00~19:00。

まるでアイテムがキャンバスから現実に飛び出してきたように感じられる立体的なカットアウト作品の例

■期間:
2018年2月10日(土)~2月25日(日)

■開催場所:
nostos books
東京都世田谷区世田谷4-2-12

■問い合わせ先:
nostos books
tel. 03-5799-7982
url. http://nostos.jp
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