アドビ、AdobeCCの2月アップデート詳細をブログにて公開。Adobe XD、Lightroom、Lightroom Classicなど

Adobeは、2月13日、Adobe XD、Lightroom、Lightroom ClassicなどAdobe Creative Cloudの2月アップデート情報をブログ上で公開。新機能の実装や、機能改善の詳細を明らかにした。
「Adobe XD」では、Illustratorのベクターデータを扱うワークフローを効率化、ベクターコンテンツをXDに取り込めるだけでなく、Illustratorで加えた編集内容がXD上でもそのまま反映されるようになり、再インポートの手間を省けるようになった。

また、Windows版XDのペンおよびタッチジェスチャーに対応する機能を実装。ペンまたはタッチサーフェスの操作で、アートワーク作成、レイヤーの切り替え表示、シンボル操作、プロトタイプ画面のワイヤー接続、プロパティ編集、プレビューウィンドウのスクロール、その他多くの作業が簡単に行なえるようになった。

「Lightroom CC」では、取り込まれた画像に自動的にコピーライト情報を付与する機能や、写真の共有および保存時にテキストベースの透かしを追加できる機能(iOS版に搭載されていたものが、Android版でも利用可能に)を実装。Android版においては、パースの歪みを補正する機能(現在はAndroid版のみ、iOS版にも今後搭載予定)を追加し、Adobe Senseiとの連携や、細かな調整による安定性の向上も図られている。

「Lightroom Classic」では、システムリソースの効率的な活用によるバッチ処理の高速化を図り、高価なハイエンド機材だけでなく、新旧あわせたMacおよびWindowsでの操作性の向上を図っている。また、テキスト検索で目的のフォルダーを探し出す機能や、[マップ]モジュールと連携して特定の場所で撮影した写真をまとめてコレクション作成できる機能、「お気に入り」としてタグ付けしたフォルダがフィルターできる機能など、フォルダ・フィルタリング機能を改善。モバイル版との連携も強化されている。

これらの機能改善に関する詳細情報は、Adobe Creative Station のブログ記事より確認することが可能だ。
Adobe
URL:https://www.adobe.com/
2018/02/14
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