2017年のスマホ出荷台数は5年ぶりに増加、シェアはApple一強で国内メーカーは横並び

2017年のメーカー別出荷台数シェア
MM総研調べ

MM総研は13日、2017年の国内携帯電話端末の出荷台数についての調査結果を発表した。
スマートフォンと従来型携帯電話(フィーチャーフォン)を合わせた総出荷台数は、前年比3.6%増の3735.4万台となり、5年ぶりの増加を記録。特にスマホは2012年の過去最高記録を塗り替える3199.4万台が出荷された。

一方、フィーチャーフォン出荷台数は19.3%減の536万台。以前は、スマホに慣れない高齢者は操作が簡単なフィーチャーフォンという使い分けもあったが、最近では、キャリアの低価格プランや格安スマホで安価にスマホが持てることもあり、フィーチャーフォンという選択は今後も減少しそうな流れになっている。

MNO(ドコモなどのキャリア)とMVNO(格安スマホ)との比較では、MNO向け出荷台数が2903万台(前年比8.5%増)、SIMフリーは296.4万台(11%増)となっている。ここのところキャリア離れが指摘されていたが、低価格の新料金プランが支持されて、キャリアから格安スマホへ移動する動きが以前ほど活発ではないことがうかがえる。

スマホ市場でのメーカー別出荷台数・シェアの1位はApple。2017年はiPhone10周年で、iPhone8/8Plus/Xの3モデルが人気を集めた。以下は2位:ソニー、3位:シャープ、4位:富士通、5位:Samsungとなっている。

また、全体では1位Apple、2位シャープ、3位ソニーモバイル、4位京セラ、5位富士通となっている。
発表資料
URL:https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=286
2018/02/14
MdN DIのトップぺージ