ファーストサーバ、中小企業のためのレンタルサーバー「Zenlogic」でクラウドへの完全移行を完了

ファーストサーバ株式会社は、2月15日、中小企業・官公庁など約2万社のレンタルサーバーを、クラウド型レンタルサーバー「Zenlogic」へと移行し、クラウド化を完了したと発表した。
同社のレンタルサーバー事業では、複数世代のシステムが同時稼働することによる運用管理の複雑化を回避し、迅速な新サービスリリースを実現するため、2015年2月、ハードウェアとソフトウェアを完全に分離したクラウド型レンタルサーバー「Zenlogic」をリリース。これにより、ハードウェアに依存しない、全顧客一律、最新スペックのサービス提供を可能にした。

リリース後もサービスの改善につとめ、ディスク容量を1TBに拡張したり、業界初の無料独自SSL証明書を提供するなど、新サービスを全顧客に提供することで、IT専門人員を持たない中小企業を中心に契約を伸ばしている。

新サービスへの移行は、2015年9月より2期に分けて実施され、夜間の自動切替えやファーストサーバでの作業代行、顧客の利用状況に合わせた67種類の告知メール、アウトバウンドコール6,380件、チャットやメール・電話によるフロントサポートに加え、不具合が発生した事案を全社を跨いで個別に解決する特別チームを編成するなど、十全な体制をひき、この度の移行完了に至った。

ファーストサーバでは、今後もZenlogicサービスの充実を図ると共に、国内では例を見ないクラウドへの大規模移行プロジェクトの知識と経験を活かし、サービス提供や事業継続に困っている企業や事業者に対して、Zenlogicへの受け入れやOEMによる移行支援を行っていくとのことだ。
ファーストサーバ株式会社
URL:https://www.firstserver.co.jp/news/2018/2018021501.html
2018/02/15
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