あのダブルクリップが支点の位置をずらすことで開く力50%減の「エアかる」に進化

「エアかる」

文具・ステーショナリーを扱う総合事務用品メーカー・PLUS プラス株式会社は、書類綴じなどの定番アイテム、ダブルクリップに改良を加えて、開く力を最大約50%に低減したダブルクリップ「エアかる」を、3月1日に発売開始すると発表した。
1915年にアメリカで特許登録されたダブルクリップは、現代まで形状がほぼ変わることなく使われてきた。しかし、挟む書類の量が多い場合、大きく開くのに力が必要だったり、固かったり、指へのあたりの痛さは長年の問題になっていた。

そこで同社は、クリップ本体の内部に「てこの原理」を利用した突起を配置。力が加わる支点を作用点に近づけることで、開く力を大幅に軽減することに成功した。その割合は、同社の従来品比実験データによると大サイズ50%、中サイズ40%、小サイズ30%の省力だった。

改良イメージ

また、レバー先端の形状を、カーブを描いていた従来品から、フラットデザインに変更。指に当たる接地面積が増え、指へのフィット感がアップしている。

レバー改良

価格は、クリップ幅32mmでとじ枚数約120枚の大が450円(税別)、同25mmとじ枚数約90枚の中が350円(税別)、同19mmとじ枚数約50枚の小が300円(税別)。※いずれも数量10個入り。
発表資料
URL:http://www.plus.co.jp/news/201802/001716.html
2018/02/20
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