EIZOが画面と写真プリントの色合わせのためのソフト「Quick Color Match」をバージョンアップ
EIZO株式会社は、色合わせソフト「Quick Color Match（クイックカラーマッチ）」の新バージョン2.1の提供を開始した。「Quick Color Match」は、同社の液晶ディスプレイ「ColorEdge」専用で、主に写真愛好家に向けた無償ソフト。液晶ディスプレイと写真プリントの色合わせに必要な多くの設定手順を3ステップに簡略化し、専門知識を必要とせずに簡単な色合わせを実現できる。
「Quick Color Match」は、EIZO株式会社がアドビシステムズ株式会社、セイコーエプソン株式会社・エプソン販売株式会社、キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社の協力のもとで開発し、2016年2月から提供している。EIZO株式会社のWebサイトからのダウンロードが可能だ。
最新のバージョン2.1では、ジェットグラフ株式会社と株式会社ピクトリコの協力を得て、対応用紙に新しくイルフォードとピクトリコの13種類を追加。これまでは対応用紙がエプソンとキヤノンの13種類の純正用紙に限られていたが、合計26種類の用紙への対応が実現されたことで、より被写体や作品テーマに合わせた用紙の選択を行いやすくなった。さらに今回のバージョンでは、対応プリンタにエプソンの「Colorio V-edition EP-50V」も追加されている。