花鳥画をはじめアジアの多彩な花と生きものの美術を紹介する展覧会「生命の彩」

「蜀葵遊猫図」

「萱草遊狗図」

2018年2月23日(金)から4月8日(日)まで、大和文華館にて、特別企画展「生命の彩(いろどり)―花と生きものの美術―」が開催される。花鳥画や動物画など、大和文華館の収蔵品を中心に、東アジアの花と生きものの美術を紹介する展覧会。出陳品数は約40件で、会期中には講座や講演など各種の関連イベントも実施される。月曜休館、開館時間は10:00〜17:00(入館は閉館1時間前まで)で、入館料は一般620円 / 高校・大学生410円 / 小・中学生無料。
花鳥画をはじめとして、東洋では古くから花と動物を表す作品が数多く描かれてきた。それらは目を楽しませることはもちろん、日々の安寧への祈りや理想像など、人々のさまざまな想いを託して生み出されたもの。本展では、そのような花と動物の美術作品を一堂に展示する。
特集陳列では、2017年春に修理を終えてから初公開となる重要文化財・伝毛益筆「蜀葵遊猫図・萱草遊狗図」(大和文華館蔵)を中心に、東アジアにおける猫と犬の美術を紹介。近年に再発見されて約80年振りの公開となる明時代の宣宗皇帝筆「麝香猫図」(個人蔵)など、数々の貴重な作品も展示され、東アジアの動物画の多彩な世界に迫っていく。

「麝香猫図」

■期間:
2018年2月23日(金)~4月8日(日)

■開催場所:
大和文華館
奈良県奈良市学園南1-11-6

■問い合わせ先:
大和文華館
url. http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
MdN DIのトップぺージ