BenQ、24.1型ワイドのWUXGA対応カラマネディスプレイ「SW240」を発売
ベンキュージャパン株式会社は、写真家向けの液晶ディスプレイ「SWシリーズ」の新製品として、24.1型ワイドの「SW240」を発表した。発売日は2018年3月24日（土）で、3月1日（木）から予約受付を開始。ハードウェアキャリブレーションに対応したカラーマネージメントディスプレイで、製造段階で1台ずつキャリブレーションされた状態で出荷される。価格はオープン。
本製品は16:10のアスペクト比を採用し、WUXGA解像度（1920×1200）に対応している。A4サイズの原稿を横に2枚並べての編集にも適したモデルだ。輝度は250cd / 平方メートル、コントラスト比は1000:1（DCR機能時で20000000:1）、応答速度は12ms（GtoGで5ms）で、視野角は水平 / 垂直ともに178°。IPSパネルと最新技術の「AQCOLOR」の搭載により、Adobe RGBカバー率99％の色再現領域が実現されている。
「AQCOLOR」は、プロフェッショナル向けのカラー標準に対応するために、正確な色再現、ハードウェアキャリブレーション、テクニカラー認証（Technicolor）のコンビネーションを有する技術として展開。本製品では、カラーモード専用のホットキーも新たに搭載しており、ボタンを押すだけでAdobe RGB / sRGB / モノクロのモードを切り替えたり、好みに合わせてカスタマイズしたりできる。
本体サイズは532（幅）×428〜542（高さ）×227（奥行）mmで、重量は6.7kg。映像用の入出力端子はDVI-DL / HDMI / DisplayPortで、ダウンストリーム2ポートのUSB 3.1ハブ機能やSDカードスロットも備えている。スタンドのチルト角は−5°〜20°、スゥイーベルは左右それぞれ45°、高さ調整は140mmで、90°回転（ピボット）にも対応。別売オプションとして遮光フードも販売される。