JR西、車内に石州瓦のテーブルなど山陰の工芸品をちりばめた観光列車「あめつち」発表

あめつち

西日本旅客鉄道(JR西)は、山陰(鳥取~出雲市)を走る新たな観光列車「あめつち」について、車内を彩る工芸品や運行スケジュールが決まったと発表した。
「あめつち」は2両編成の観光列車。工芸品は、11種類が車内に配される。1号車の座席付近には「因州和紙」「石州瓦」「隠岐の黒松」、洗面台の手洗い器は「岩井窯」となっている。2号車では座席付近に「弓浜絣(ゆみはまがすり)」などの絣・織物の展示、「智頭杉」があり、物販カウンター付近には「西尾絞り」の暖簾がかけられる。

イメージ

車両前面および側面に取り付けるエンブレムは、島根県出雲市の株式会社吉川製作所が手がけるもので、神々が集う出雲を思わせる、神話のようなデザインになっている。

「あめつち」の運行スケジュールは7月1日から運行開始で、土曜日・日曜日・月曜日を中心に、年間150日程度の運行。

車内で工芸品を見たり、山陰の恵まれた幸に舌鼓を打ったり、大山や日本海、宍道湖の景色を徐行でゆっくり楽しんだりできる。
発表資料
URL:https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/02/page_11958.html
2018/03/01
MdN DIのトップぺージ