PDFファイルの編集前後を照合するデジタル校正ソフト「Proof Checker PRO」の新バージョンをTooが発売
「Proof Checker PRO」製品紹介ページ
https://www.too.com/go/pcp
クリエイティブ市場の総合商社である株式会社Tooは、株式会社ロイヤルソフトセンターの開発によるPDF校正ソフト「Proof Checker PRO ver.5」の販売を開始した。Mac / Windowsのハイブリッド版で、価格はオープン。PDFファイルの編集前後を照合することで、手間のかかる校正作業を効率化できる。
本ソフトは、カタログや保険 / 金融 / 医薬の約款、仕様書、多言語のマニュアル制作などの業務で数多く活用されている。フォントの違いや文字送りの違いなど、テキスト属性の差分もマークで確認でき、ページの削除や追加への対応も可能なソフトだ。新バージョンでは比較処理速度が向上し、より分かりやすい比較画面として照合結果のビットマップ比較モードを追加。レポート機能に「不一致率」も追加されており、タイリングパターンの比較にも新たに対応している。
対応OSはMac OS X v10.7以降とWindows 10 / 8.1 / 8 / 7 / Vista。ただし、macOS 10.13 High Sierraには未対応であるため注意が必要とされる。サポートされているフォントはCID / TrueType / OpenTypeで、マルチランゲージに対応。PDFは、Illustrator CS2～CC2018やInDesign CS2～CC2018から直接書き出ししたものと、Acrobat X～DCからインストールされるAdobePDFプリンタから書き出したものに対応している（一部未対応のPDFオブジェクトあり / PDF内のフォームや注釈やリンク情報の照合には非対応）。
なお、ソフトの利用にはUSB接続のハードウェアキーが必要。保守契約に加入しているユーザーや無償保守サポート期間中のユーザーは、無償でバージョンアップできる。