国境なき医師団日本 写真展

国境なき医師団日本 写真展
TUMAINI(トゥマイニ)HOPE 命をつなぐ-ケニア、エイズ治療の現場から-

■期間:
2008年4月19(土)~6月1日(日)

■場所:
表参道GYRE(ジャイル)EYE OF GYRE
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 2F

■内容:
絶え間なく戦争や紛争が続き貧富の格差が広がる世界的情勢のなか、生命の危機に瀕する人々に医療を届け、彼らの置かれる状況を世界に知らせていく人道的援助活動を行う国境なき医師団。1999年にはノーベル平和賞も受賞した国境なき医師団が、ケニアを中心とした地域で行っている援助活動を、ドイツのドキュメンタリー写真家 マティアス・シュタインバッハ氏の作品によって伝える写真展。


4月18日に同展会場で行われた報道関係者向けシンポジウムには、国境なき医師団日本 事務局長 エリック・ウアネス氏(写真左)、同団日本会長 井田覚氏(中央)のほか、来日したマティアス・シュタインバッハ氏(右)も参加した

ケニアなどでの活動に同行したシュタインバッハ氏は、自身の目で見た貧困に苦しむ人々の実態を語った

展示されている作品は、同展に技術協力している日本ヒューレット・パッカードが大判プリンタにて出力し、寄贈したもの

シュタインバッハ氏は国境なき医師団の援助活動に同行し、貧困下にあるエイズ感染者、ストリート・チルドレンなどの姿や、国境なき医師団の活動の模様をドキュメンタリー・フォトとして記録。写真によって、過酷な環境にいる人々の存在を世界に訴えている。同展ではシュタインバッハ氏の撮影した写真78点を展示しており、彼の作品を通じて国境なき医師団の活動と世界の貧困の実態を一人でも多くの人に知ってもらうことを目的にしている。





HIV/エイズにより毎日1,000人、毎年約50万人の子供たちが亡くなっている。HIV感染者230万人(推定)のうち約87%はサハラ以南のアフリカで暮らしている



HIVに感染した母親から子供への母子感染は適切な処置を施せば、ほぼ確実に予防することができる。先進国での母子感染率は1%以下まで激減してる一方で、医療が不足している途上国では母親が診断を受けることすら困難なため、感染率25~45%と高いままの現状がある

国境なき医師団
http://www.msf.or.jp/
日本HP
http://welcome.hp.com/country/jp/ja/welcome.html

■問い合わせ先:
GYRE
http://gyre-omotesando.com/

■ジャンル:
PHOTO
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