キヤノンフォトコレクションから林忠彦氏の作品を紹介する写真展「東海道」

キヤノンフォトコレクション 林忠彦写真展「東海道」

2018年3月22日(木)から3月28日(水)まで、キヤノンギャラリー大阪にて、キヤノンフォトコレクション 林忠彦写真展「東海道」が開催される。キヤノンマーケティングジャパン株式会社が日本の優れた写真家の作品を収集している「キヤノンフォトコレクション」から、林忠彦氏(1918〜1990年)の作品「東海道」を展示。写真集「東海道」には105点の作品が収録されているが、本展ではその中から30点が紹介される。入場無料、日曜休館で、開館時間は10:00〜18:00(最終日は15:00まで)。
「キヤノンフォトコレクション」は、映像文化のさらなる発展を目的として、現在1900点余りの作品を収蔵しており、随時公開している。本展は、緑に染まって鬱蒼とした箱根の杉並木、厳しい詮議が執り行われた新居の関所、艶やかに咲き誇る平安神宮の枝垂桜などを撮影した林忠彦氏の写真を紹介する企画だ。「東海道」は、1985年に肝臓癌が発覚して医者から余命1カ月と宣告された林忠彦氏が、自ら余命5年と宣言し、最後の仕事と覚悟を決めて撮影に挑んだ作品。その後に脳内出血にも見舞われ、車椅子での移動を余儀なくされたが、四男で同じ写真家である林義勝氏の手を借りながら約5年をかけて撮影された。江戸(日本橋)から京都(三条大橋)の“未来へ伝えていくべき日本人の心の縁”が写されている。
■期間:
2018年3月22日(木)~3月28日(水)

■開催場所:
キヤノンギャラリー大阪
大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウェスト 1F

■問い合わせ先:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
url. http://canon.jp/
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