LINEとソフトバンクが資本・業務提携で手を組んで「LINEモバイル」の成長を目指す

LINEモバイル株式会社とソフトバンク株式会社の両社は20日、LINEモバイルが展開するMVNO(仮想移動体通信事業者)事業「LINEモバイル」のさらなる成長を目的とする資本・業務提携を締結したと発表した。
今回の提携により、出資比率はソフトバンクが51%、LINEが49%となり、LINEモバイルはソフトバンク傘下に入ることが決定した。LINEモバイルはドコモ回線を利用しているが、ユーザーは現在のサービスをそのまま利用できる。さらに、今夏からはソフトバンク網によるサービスも開始される。

ソフトバンクは、本体の携帯キャリア・ソフトバンクを始め、格安SIM・スマホ・ポケットワイファイなどを扱うワイモバイルを運営している。ワイモバイルはキャリアと自社回線を持たないMVNOの中間的な位置づけだったので、LINEモバイルが傘下に入ることで、ソフトバンクは携帯・スマホ事業に関してキャリアからMVNOまでの3ラインを揃えることとなる。

ソフトバンクでは、同社が持つ総合通信事業者の知見やノウハウを生かして継続的にサポートしソフトバンクの事業にも大きなシナジーを得つつ、「LINEモバイル」をさらに成長させるとしている。
発表資料
URL:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2018/2095
2018/03/22
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