歌川国芳や葛飾北斎をオマージュした作品など“猫の国の国宝級のアート”が集まる「猫都の国宝展」

「雷神痩身美容図」目羅健嗣 作

2018年3月29日(木)から5月13日(日)まで、ホテル雅叙園東京内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「猫都(ニャンと)の国宝展 at 百段階段~猫の都の国宝アート~」が開催される。40名の作家による“猫の国のお宝アート”を集めたイベント。展示会場内は、一部を除いて撮影OKとされている(フラッシュ撮影 / 三脚の使用はNG)。開催時間は10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)で、当日券での入場料は一般1500円 / 学生800円 / 小学生以下無料。
本イベントは、昨春に開催された「福ねこ at 百段階段~和室で楽しむねこアート~」に続く、猫をテーマとした展覧会だ。“猫の国「猫都」で、もし国宝展が開催されたら”という想定にもとづき、歌川国芳から、河村目呂二、大佛次郎、横尾忠則、ますむらひろし、もりわじんまで“日本の国宝”をモチーフに制作した作品をはじめ、さまざまな時代やジャンルの多彩なアート作品が集合。各部屋ごとにテーマを設けて幅広いラインナップが繰り広げられる。
会期中に常時展示される作品は、猫の鳴き声「にゃんにゃんにゃん」にもなぞらえて222点。そのほか、7名の作家が交代で各々の世界観を表現する期間限定の「リレー個展」も実施され、常時展示作品と合わせた累計総数は800点以上にものぼる。“持ち帰れる福、あなたのための猫アート”をテーマに、猫づくしのアートマーケットと猫グッズマーケットも展開。まるで市場に買い物に出かけるように、新鮮でわくわくする猫アートに出会える。

「猫がいる涅槃図」出町千鶴子 作(東京文京区心光寺所蔵)

「北斎尾州不二見原」ますむらひろし 作

「木彫猫」はしもとみお 作

「肉球イス」HISOKA 作

■期間:
2018年3月29日(木)~5月13日(日)

■開催場所:
ホテル雅叙園東京内 東京都指定有形文化財「百段階段」
東京都目黒区下目黒1-8-1

■問い合わせ先:
ホテル雅叙園東京
tel. 03-5434-3140(イベント企画)
url. http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/nyanto
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