全国各地の美大生から選ばれた4名によるグループ展「YOUNG ARTIST EXHIBITION 2018」

「YOUNG ARTIST EXHIBITION 2018」

2018年3月30日(金)から4月29日(日)まで、EUKARYOTEの1F~3Fにて、「YOUNG ARTIST EXHIBITION 2018」が開催される。全国各地の美大生を対象に作品発表の機会を提供し、さまざまな鑑賞者との交流を促進させるなどのサポートを行うことを目的とした企画展。本年度は、菅原玄奨氏、田岡菜甫氏、掘至以氏、吉田裕亮氏の4名が選出されており、3フロアを使ってグループ展が繰り広げられる。月曜休廊で、時間は12:00~19:00。
EUKARYOTEは、表参道と外苑前の間の神宮前に2018年にオープンしたばかりのコンテンポラリー・アートギャラリーだ。「YOUNG ARTIST EXHIBITION」は、前身のセゾンアートギャラリーで年に1度開催されていた公募企画「美大生展」を引き継いでリニューアルしたもの。展覧会では、個性豊かで学生ならではの情熱を感じさせる作品を鑑賞できる。
本年度の4名は、1990年前後〜1990年代半ばに生まれた“デジタルネイティブ世代”。菅原玄奨氏(東京造形大学大学院造形研究科修士課程彫刻専攻修了)は匿名性を帯びた若者の姿を通して変遷する“今”の空気感を象り、田岡菜甫氏(武蔵野美術大学大学大学院美術専攻油絵コース修士修了)はイラストを組み入れて演算的に絵画の境界線を探る。掘至以氏(金沢美術工芸大学大学院美術工芸専攻油画研究分野博士後期課程修了)は、“あじわい”の概念を見出して絵画自体が生成するイメージを表現。吉田裕亮氏(東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業)は、古代の彫刻から未来の身体へと接続させ、ありえる / ありえた未来について考察している。
■期間:
2018年3月30日(金)~4月29日(日)

■開催場所:
EUKARYOTE
東京都渋谷区神宮前3-41-3

■問い合わせ先:
EUKARYOTE
url. http://eukaryote.jp/
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