パナソニックのレッツノートなどに発火の可能性、ユーザーは「充電制御ユーティリティー」の設定を

対象商品一例

パナソニック株式会社は28日、同社のノートパソコン「レッツノート」シリーズの品番CF-SX/NX、CF-S10/N10、CF-AX、「タフブック」のCF-C2について、劣化の進んだバッテリーパックから発火する可能性があるためリコール社告を実施すると発表した。
今回のリコールでは、製品を回収してバッテリーパックを交換する方式ではなく、ユーザー自身がバッテリーの劣化状況を判定し発火の危険性を回避するための「バッテリー診断・制御プログラム」を提供するという方式。

このプログラムは5月末からの提供を予定しており、それまでの対策として、事故発生の危険性を低減させるために、ユーザーに対し、充電量を80%に制限する「充電制御ユーティリティ」の設定を呼びかけている。

なお、パナソニックのバッテリーパックについては、2014年5月、同年11月、2016年1月、2017年12月に既にリコールが発表され、バッテリーパックを交換したユーザーも多いと思われるが、交換済みでも「充電制御ユーティリティ」を設定する必要があるとのこと。
発表資料
URL:http://askpc.panasonic.co.jp/info/180328.html
2018/03/29
MdN DIのトップぺージ