粗末な布に表れた思いがけない美の世界を楽しめる「美しいぼろ布展~都築響一が見たBORO~」

「美しいぼろ布展~都築響一が見たBORO~」

2018年3月30日(金)から2019年3月31日(日)まで、「布文化と浮世絵の美術館」アミューズミュージアムにて、「美しいぼろ布展~都築響一が見たBORO~」が開催される。複合型アート施設のアミューズミュージアムの開館10周年特別展。“消費文化の対極のアート”として、粗末なぼろ布に表れた思いがけない美の世界を楽しめる。月曜休館(祝日の場合は翌火曜休館)、開館時間は10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)で、入館料は一般1080円 / 高校・大学生864円 / 小・中学生540円 / 未就学児無料。
アミューズミュージアムは、2009年11月に開館した。「布文化と浮世絵の美術館」、「和のセレクトショップ」、「イベントホール」、「アーティスト イン レジデンス」が一体となった複合型アート施設だ。「布文化と浮世絵の美術館」では、民俗学者の田中忠三郎氏(1933~2013年)が収集保存した約2万点の民俗資料を運用。江戸時代から昭和初期の農民の継ぎはぎの衣類にアート性を見出した常設展示「BORO展」を続けており、舞台美術や舞台照明のノウハウを生かした手法で約1500点を公開展示している。
今回の特別展では、アミューズミュージアムの開館年でもある2009年に写真集「BORO つぎ、はぎ、いかす。青森のぼろ布文化」を出版した写真家の都築響一氏による34点の撮り下ろし写真を紹介。さらに同一空間内に、現物の“BORO”や古民具約1500点を展示することで、美術館全体を1つの大型インスタレーションとしている。

「美しいぼろ布展~都築響一が見たBORO~」

■期間:
2018年3月30日(金)~2019年3月31日(日)

■開催場所:
「布文化と浮世絵の美術館」アミューズミュージアム
東京都台東区浅草2-34-3

■問い合わせ先:
株式会社アミューズ
tel. 03-5806-1181(代表)
url. http://www.amusemuseum.com/
MdN DIのトップぺージ