Facebookの個人情報流出、当初の発表から増えに増えて300倍以上に。同社は対策に追われる

発表資料

Facebookは5日、個人情報の流出、不正利用に対する対策として、Facebookとしての約束も込めた(公約を含んだ)サービス規約の更新を提案すると発表した。これにより、サービス規約とデータに関するポリシーの明確化がなされるとしている。
今、同社を揺るがしているのは、2013年にCambridge Analytica(ケンブリッジ アナリティカ:CA)にFacebookの個人データが流出したとされている問題。当初、Facebookは流出したのは27万人分だとしていたが、その後、27万のアカウントと関連していた5000万人分の個人情報が流出し不正利用されたと発表していた。

しかし、新たな発表では不正利用の数は最大8700万人に及ぶと同社は発表している。

この問題に対しては、AppleのCEOティム・クック氏がFacebookがユーザーのデータを売っていると批判。これに対し即座にFacebookのマーク・ザッカーバーグ氏は反論していて、さらに、ユーザーの情報を大事にするという姿勢を表すため、今回のサービス規約の更新となった。

なお、発表では、Facebookが共有するデータの保護や同社傘下の各企業との情報の旧友などについてが説明されている。
発表資料
URL:https://ja.newsroom.fb.com/news/2018/04/terms-and-data-policy/
2018/04/05
MdN DIのトップぺージ